JPSAロングボード特別戦
「 TANY SURF NOSERIDING MASTERS」
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Report/Text by Shigeru Nakashin |
優勝 |
佐藤英進 |
JPSAプロ35人の参加によって行われた「TANY SURF NOSERIDING MASTERS」。優勝はここ太東をホームグランドとする佐藤英進だった。おめでとう!
たった一人で4分間、BEST1waveで競い合うコンテスト。それも勝ち上がり無しの一発勝負!試合慣れした選手達だが、さすがに戸惑った選手も多かった。技術だけではない、波運など楽しい試みだったようだ。ロングボーダーらしく思いっきりエンジョイした選手も多かった。
これからも楽しい企画でサーフィンの幅広い魅力を伝えて行ければ嬉しいです。参加してくれた選手、ご協力頂いた太東関係者、JPSAに感謝します。 |
2位 |
嘉納元輝 |
3位 |
石塚晃 |
4位 |
ユージン・テール |
5位 |
尾頭信弘 |
6位 |
吉田泰 |
7位 |
宮内謙至 |
8位 |
中村清太郎 |
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タニーサーフ |
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4分間にベスト1waveを選び出し、ノーズライドで技術・スタイル・タイムを競う。4分間は自分一人で海と向き合う。
こんなTRYに協力してくれたプロ選手からは「楽しい」だけでなく、プロコンテストへの完成度への疑問や運に左右されすぎるなどの意見が寄せられた。実際に4分間波が入って来なく「NO
RIDE」の選手も数人でた。かと思えば4分間で3本乗る選手も13人いた。
台風9号の影響で日程変更になり急遽MCの仕事を受け負ってくれた細川哲夫プロは「日頃の行い」をネタに選手の波運の有無しを楽しませくれていたが、この4分間は選手にとってまさに「神頼み」状態だったに違いない。
セットが良い訳でなく、ノーズライドに適した波を探し出す事!これがポイントだった。集中してジャッジングする為に一人で演技してもらう仕組みだった。選手がライディングしている後ろやGET途中で誰も居ない場所でブレイクする波には「うわー!もったいない!」と声があがった。「狙いすぎ?」かワイプアウトで終了した小川徹也は大会プロデュース側にも関わらず「ここは一人でやるポイントじゃないよ(笑)」「やっぱり皆でやった方がいいね」と関係者を笑わせた。次のヒートの選手が堤防横でスタンバイする様子はどこかのウェイブプールみたいだった。
約3時間の試合、若干満ちてきた後半の方がノーズライド向きだった感じがあるが、実際に優勝した佐藤英進プロはヒート順は10人目と前半だった。30人を終了して残り5人になった頃には最後の盛り上がりを見せた。ユージン・テールがノーズ+BEER飲み(入ってない?と思うよ)のパフォーマンスで会場を沸かせ、吉田泰プロの高速ハングテンからのワイプアウト!や宮内謙至プロのスーパースタイリッシュなハングテンなどで大会の後半はおおいに盛り上がった。いい組み立てだなーとヒート表を見ると「五十音順!」(笑)だった。
プロ審査員はヘッドが泉健二さん、池田潤プロ、JPSAから戸田友康さん、戸田貴美さんに点数付けでお願いし、一般審査委員として雑誌「NALU」編集長
佐野さん、レディースロングボーダーら5人を急遽選ばせて頂き、5〜6段階(◎〜△、花◎もあった)で評価お願いした。これはプロジァッジだけでなく一般の人達にどう魅力的に映っているか?と言うなげかけでもあった。
楽しいアイデアが(有りすぎる?)いっぱいの泉(ケニー)さんは今回の大会方式の考案者。泉さんがサーフィンを通じて伝えたい事がコンテストの中に色んな形で出ていた。沢山あるからここではあえて書かない(笑)。台風の為日程の順延も含めて、波のコンディションによって土壇場で大会様式を変化させていく泉さん。引き出しが多いサーファーだ。「そのレフトはケニーレフトじゃないんだな!」って泉さんが一番楽しんでたと思う。
運営側の準備不足でMCの細川哲夫プロには、ヒート開始、終了のホーンをなんと声(口)でやってもらった。「プォーン」って(笑)。申し訳なかった。しかしMC細川プロの分かり易い説明とスマートな進行のおかげでノーズライドをじっくり楽しむ事ができた。本当に有難う。哲君の口ホーンのリクエストは又あるかも?
順延日調整を行っていたが、翌日堤防横は次の台風10号の影響でうねりが入り始め、ワイドな〜頭サイズになっていた。ノーズライドの大会としては前日の日曜日に開催したのは正解だったのだろう。
ロングボードらしい技の一つに焦点を当てる事によって、サーフィンの奥深さや楽しさを改めて感じてもらえれば、大会をサポートした側としてとても嬉しい事です。ご協力頂いた皆さん、有難うございました。 |
TANY SURF |
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スタイル、技術で高評価だった |
石塚晃 |
スタイル、技術、タイムと揃って上位 |
尾頭信弘 |
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狙ってたねー!最も期待された一人! |
小川徹也 |
小田和亮 |
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スタイルで1位、技術、タイムで2位、一般審査員の高評価を受けWINNERに! |
佐藤英進 |
佐藤英進 |
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塩坂信康 |
新城譲 |
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残念ながらヒート終了後に入って来たセットだった。 |
高見匠 |
ヘッドジャッジ用のケニーレフト? |
長柄洋一郎 |
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プロ審査員タイム5位 8.58 秒 |
中林健太 |
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中村清太郎 |
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橋本佳宣 |
林雄一 |
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平形裕二 |
プロ審査員で技術が一位、タイムも12秒近くで1位だった。ミドルサイズの波一本のみでの勝負!恐ろしいルーキー! |
嘉納元輝 |
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宮田直明 |
プロ審査員タイム3位 8.98 秒 |
森賢一 |
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一般審査員の中にはこのパフォーマンスを評価し、花◎+BEERマークで1位の人もいた。 |
ユージン・テール |
ユージン・テール |
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ユージン・テール |
吉川竜二 |
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勢いあったね! |
吉田泰 |
吉田泰 |
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若林敦 |
スタイルマスターらしくワクワクさせてくれた! |
宮内謙至 |
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宮内謙至 |
吉川祐二 |
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出場して頂いた選手で写真等の理由で紹介出来なかった選手もいますが、コンテストへの参加、ご協力頂いた方、全員に感謝しています。有難うございました。
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